株主・投資家の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、当社は2026年3月31日をもって、第80期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)事業年度を終了いたしましたので、ここに事業の概況をご報告申し上げます。
当連結会計年度における日本経済は、日経平均株価の最高値更新に見られるように、政府の積極財政への期待が高まりました。また、雇用・所得環境の改善に加え、設備投資にも持ち直しの動きが見られ、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。一方で、消費者物価の上昇による消費者心理への影響や米国の通商政策の国内産業への影響の懸念、中国経済の鈍化を背景とした中国から域内諸国への低価格製品流入の影響など、先行きは不透明さを増しています。さらに、米国・イスラエルによるイラン攻撃に端を発する原油価格の上昇や石油関連製品の需給状況等、当社グループ事業を取り巻く外部環境は大変厳しいものとなりました。
こうした経営環境の中、当社グループは2024年11月に新たなグループビジョン「パーパス(存在意義):未来を包む- Inclusion for Future -」、「ビジョン(あるべ姿):循環型社会に最適解を提供する」、「バリュー(価値基準):誠実、挑戦、協創」を策定し、2025年4月には創業100周年を迎えました。次の100年を見据え、これまで以上に顧客満足を追求するとともに、全社的なイノベーション活動を推進し、業績の向上に努めてまいりました。
その結果、当連結会計年度の売上高は、海外重包装袋製品およびフィルム製品については販売数量減となったものの、パルプモウルド製品、国内重包装袋製品および段ボール製品の販売数量増および販売価格の改定により、234億87百万円(前年同期比0.0%増)とほぼ前年並となりました。利益面につきましては、海外事業の減収、設備投資拡大に伴う減価償却費の増加、処遇改善や成長を支える人的資本投資の拡充による人件費の増加により、営業利益は7億17百万円(同20.7%減)、経常利益は9億91百万円(同12.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億24百万円(同23.4%減)と減益となりました。
なお、第80期の期末配当金は1株あたり26円とし、これにより、中間配当金を含めました第80期事業年度の配当金は、1株あたり52円となります。
今後とも株主・投資家の皆様のご期待に沿えるよう、企業価値の向上に努めてまいりますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
